2011年12月25日日曜日

地御前、阿品東、阿品から宮島口へ

地御前駅

地御前(じごぜん)は、地御前かきで有名ですね。この地御前という名前は、宮島の厳島神社に対し、外宮である現在の地御前神社が、島ではなく地の御前(おんまえ)にあるということで、地御前(じごぜん)という名がついたということです。
ここは広電の駅しかありませんが、海沿いを歩くことができるルートです。駅を降りて海側には地御前港があります。取り立てて何かがあるわけでもないですが、雰囲気がいいですね。
地御前港

まず、少し歩くと地御前神社が見えます。ここは毎年7月に行われる宮島管弦祭で御座船が来る神社です。
地御前神社の様子。中を覗いてみると管弦祭の様子を描いた昔の絵もある。

海から鳥居への参道は電車の線路があって閉められているが、管弦祭のときには確か開けていたはず。

地御前神社の向かいには、干潮時はちょっとした砂浜が出てきて、潮干狩りができたりもします。ちょっと沖にはかきを養殖するいかだも見えますよ。また、季節と時間帯によっては写真に写ってるようにたくさんの水鳥たちがいます。
写真を撮ったときは干潮と満潮の中間くらい。遠くに牡蠣いかだが見える。

ここから少しだけ宮島街道を歩きますが、ちょっと坂を上がったあたりの信号を左に下ります。
緩やかな坂を登ったところ(写真で青信号のところ)を左に曲がって下る

そうすると堤防沿いの道に出て、まさに海のすぐそばを潮の香りを感じながら歩くことができます。
堤防の切れ目を出ると、目の前に牡蠣いかだ!

堤防に沿って歩いていると、火立岩(ほたていわ)跡の標柱を発見!(歩いてなければ確実に見逃してしまいそうなくらい何気なく立ってます)
毛利元就が1555年の陶晴賢に奇襲をかけた厳島合戦のときに、ここで集結して出発した場所とのこと。おそらく大きな岩があったんでしょうが、今はこの碑だけというのはちょっと寂しいですね。
火立岩跡の標柱。車だとまず見逃してしまうだろうなぁ。

さらに少し歩くと、広電の阿品(あじな)東駅があります。
阿品東駅

阿品東をちょっと過ぎたあたりにこじんまりとした公園があり、この公園は「おあがり場公園」といって、明治天皇がこの地に上陸された公園らしいです。また、明治時代ではこのおあがり場公園あたりが厳島渡船場だったそうです。公園には石碑もあるのですぐにわかります。トイレもあるので、ここで一息つくのもいいですね。
おあがり場公園にある石碑

ここから数分歩くともう広電阿品駅です。阿品はJR阿品駅もあるので、JRで来られる方にとっても便利です。ここは大きなショッピングモールフジグランナタリーがあるので、宮島に向かう前に、ちょっとここで待ち合わせたり、お茶したり、必要なものを買っていくのもいいですね。
広電阿品駅(すぐ近くにJR阿品駅もあります)

車なら、阿品から宮島口までは宮島街道であっという間なんですが、ここは交通量も多いですし、ちょっと歩くには向いてないですね。ということで、少し坂を上りますが、住宅地を抜けて行くルートをオススメします。少し上がる分、宮島もキレイに見えますよ♪ちなみに、このあたりは毎年8月に行われる宮島水中花火もよく見えるので、そのときは人でごった返してます。
住宅地からは宮島が一望できるし、街並みもキレイ

住宅地を抜けて坂を下ればもう宮島口は目の前です。数分歩いて到着です。
宮島口に到着♪

広電宮島口駅(すぐ近くにJR宮島口駅もあります)

ここから先は、宮島周遊へとつづく・・・


【今回ルートの地図】

より大きな地図で 地御前から宮島口へ を表示

宮島口方面への距離と歩数の一覧表はこちらから

【地御前から宮島口までの距離】
4.8km
【地御前から宮島口までの歩数】
7810歩
【地御前から宮島口までのウォーキング所要時間】
約82分

【阿品東から宮島口までの距離】
3.2km
【阿品東から宮島口までの歩数】
4780歩
【阿品東から宮島口までのウォーキング所要時間】
約52分

【阿品から宮島口までの距離】
2.5km
【阿品から宮島口までの歩数】
3500歩
【阿品から宮島口までのウォーキング所要時間】
約40分

【全体的なコースの平坦度(1:平坦→5:かなりの坂】
2(阿品→宮島口間で住宅地を抜けるときに少し坂があります)


※距離は徒歩で移動したルートGoogleマップ上で測定したもので片道分です。
※歩数は紹介したポイントを巡る歩数を含んでおり、あくまで私(歩幅65cmくらい)の実測値です。
※所要時間は紹介したポイントを巡る時間を含んだ実測値です。

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